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第9回「ゲームをうまく回すためのコツ」




仲間が4人以上集まって、テニスコートで行なわれることといえば「ゲーム」。勝ち負けが出ることが、単純な遊びとしても面白いし、スクールやサークルで練習したことが、どれだけ実践できるか見極めるのもいい。今月は、ゲームの楽しみ方、工夫の仕方などについて。

一般プレーヤーの多くには、その面白さはゲームにある。と思っている方も多いのではないだろうか? 日頃学んできたショットの効果や実力のほどをすぐに実行できるというのが、テニスの楽しさだ。しかし、人数が多い場合や、レベルがさまざまな中で、どうすればみんなが楽しめるのか…。今月はゲームを楽しみながら上達するためのポイントを、都内サークルの、練習リーダー、田中さんにお話を聞いた。
「私たちのサークルは、集まって15分がアップ。コートのレンタル時間内にできるだけ、ゲームを回すようにします。一番便利なのは『乱数表』があることですね。いる人全員に番号をつけて、そのとおりに回していくやり方です。最近は乱数表をウェブにアップしたり、エクセルでの乱数表の作り方など載っています。
しかし、このやり方は、2面進行で6ゲーム先取などになっていくと、試合の終わるタイミングにズレが出たりするので、短いゲーム数で回したほうが良いでしょう。
サービスラインまでコートを狭くしてゲームを行なうのは、意外と楽しいです。レベルによって、『フルスイング禁止』など条件をつけたり、逆に上級者は『フルスイングのみ』という条件にしたりすると、回転をかけてボールをコートに入れる練習にもなります。10ポイント先取でやっています。
また、コートのレンタル時間まで微妙に残ってしまう場合があります。そういう時にはタイブレークマッチが、緊張感もありオススメです。人数やコート面数に合わせて、色々なバリエーションで楽しんでみてください」。

ゲームを回すためのPOINT

・乱数表を使ってゲームを回す
(短い時間、多面数で回すなら、4ゲーム先取や4ゲーム等短く終わらせる)
・サービスライン内でのゲーム
(レベルの差がつきにくいので試合初級者にオススメ。サービスは上から軽く、ポイントは10ポイント程度)
・タイブレークゲーム
(時間が短い時や人数が多い場合にオススメ。7ポイント先取したほうが勝ち)


このコンテンツはテニス専門雑誌「スマッシュ」提供です。